三光塾塾長 定例会訪問開催

「児童養護施設と取り巻く現状について」

講師:三光塾 施設長 瀧野正継

2月26日(木)第20回例会で、三光塾塾長 瀧野様よりメンバーに向け、上記の題に沿って講演をして頂きました。
児童養護施設は、運営(子どもの生活費・職員の給料等含め)は、国・県からの公金(措置費)と地域の人々からの寄付金で賄われているということを、先ず話されました。
施設は地域の方の協力なくしては、成り立たない・・・しかし、施設から地域の方にお返し出来ることは僅かなものだと仰られていました。

その中で、三光塾では24時間施設の職員が電話対応し、子育てを支援する「子育てテレフォン」ということに取り組まれています。
これは、日々子どもと過ごしている中で、親が気になること・悩んでいることなどを電話で相談するというものです。
瀧野様をはじめ、職員の方は相談を持ちかけた親の思いを聞き、受け止め、励ますことで子どもに向き合い寄り添って、子供とともに親が成長できるよう方向づけをされているということがわかりました。
三光塾では、子どもに対する暴力の絶対の禁止を職員の共通理解としています。
手をあげなくても職員の「私はあなたを諦めない」という気持ちをまっすぐに伝えれば、子どもは必ず理解してくれる、瀧野様の言葉からは、そのような思いがひしひしと伝わってきました。

子どもたちは、様々な思いを抱いて生活をしています。
本当に心から心配し、寄り添おうとする職員の方に対しても「仕事だから言うんだ」と罵声を浴びせることもあるといいます。
そして職員の方だけでなく、私たちのように外から来た人間に対しても気に掛けてほしいあまり手をだしたり、心無い言葉をかけてくることがあります。
そういった「嫌なこと」を子どもたちがしてきたときには、必ずきっぱりと「それは嫌だ」と伝えてくださいと話されました。

講演の中で瀧野様は、私たちメンバーに11月のアクティビティを終えての率直な思いや、質問があれば・・・と問いかけてくださいました。
メンバーからは、「子どもたちと関わるにあたって何か注意することは?」と質問があがりました。
それについては、特に気にせずに遊んでください、ただ「嫌なことは嫌だと」言ってくださいと答えてくださいました。
それから、施設内での情報は外部に漏らさない、個人が特定出来る写真は遠慮してほしいとのことでした。
さらに、仲が深まると自分の家庭のことを話す子どももいるが、ただ聞いてあげること(どうしてそうなったか等の質問はしない)、どんなにひどいと感じる親の話も「ひどいね」と子どもに同調しないようにとも話されました。

簡潔に書き並べましたが、以上のことを踏まえ今後のアクティビティでは、私も職員の方が日々懸命に作られている子どもの生活環境を壊すことなく、少しでも子どもたちに寄り添い短いアクティビティの時間を有効なものにしたいと思いました。

実 施 日 平成21年2月26日
場   所 ベイタワーホテル PM7:00~
参 加 者 大阪ドリームLC
議事録作成者 大谷ゆうき

三光塾塾長 定例会訪問開催の様子

講師:三光塾 施設長 瀧野正継

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